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活動報告 / 2011年10月26日

eTeachersの利用状況を「第37回全日本教育工学研究協議会全国大会」
で発表しました

 2011年10月21日(金)~22日(土)兵庫県丹波市のライフピアいちじまで『第37回 全日本教育工学研究協議会全国大会』が開催されました。22日(土)の分科会にて、eTeachers[イーティーチャーズ]の利用状況分析を発表いたしました。

第5分科会-7
『フラッシュ型教材の活用促進のためのWebサイトeTeachers における教材ダウンロードの分析』

村上 守、三好 亜理紗、加藤 栄政(チエル株式会社)
高橋 純(富山大学人間発達科学部)
堀田 龍也(玉川大学教職大学院)

 eTeachers[イーティーチャーズ]の利用状況を、どのフラッシュ型教材が活発に利用されるのか、という観点から分析した結果を発表しました。

 サイトに登録、利用しているユーザーは小学校の先生が多く、また利用される教材も小学校向けのフラッシュ型教材がよくダウンロードされていることがわかりました。小学校向けの中でも、国語、算数、社会、理科のフラッシュ型教材が特にダウンロード回数が多いことがわかりました。さらに、教材は均等にダウンロードされるのではなく、よくダウンロードされる教材に偏りがあることもわかりました。

 小学校向けの国語、算数について、よくダウンロードされるフラッシュ型教材(=定番教材)を学年別に分析してみたところ、それぞれ傾向が見られました。国語は、1年生から6年生にわたって、「漢字や熟語の読み」をテーマにしたフラッシュ型教材が、算数は、1年生は足し算、2年生はかけ算、といったように、各学年で基礎・基本となる学習内容に関するフラッシュ型教材がダウンロードされていました。今後のサイト改善の指針として、1万2千点の教材の中には、まだ活用されていないものが数多くあるので、利用者に積極的に紹介する仕組みづくりが必要、と示されました。

 発表に対して会場からは、「eTeachersの検索結果の一覧はどういった基準で並べかえができるのか」、「全国の小中学校の先生方から教材を集めるとき、どのように呼びかけをして教材を投稿いただいているのか」といったご質問をいただきました。

国語(1~6年生)でよく利用されるフラッシュ型教材
算数(1~6年生)でよく利用されるフラッシュ型教材

 

eTeachers[イーティーチャーズ]の開発、運用については、これまで以下の論文で発表しております。

  • 堀田龍也、高橋純、三好亜理紗、平山栄一、村上守、川澤和成(2007)「フラッシュ型教材を収集・提供するWebサイトの開発」日本教育工学会研究報告集JSET07-04、 pp.33-38
  • 村上守、三好亜理紗、加藤栄政、高橋純、堀田龍也(2011) 「フラッシュ型教材の活用促進のためのWebサイトeTeachersの運用」日本教育工学会研究報告集JSET11-03、 pp. 21-28